ドラマ「3年A組」7話|脆さに寄り添い、未来へつづく長いレールを敷く

2010年代のドラマ
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こんにちは、さと (@shufu_sato) です。

『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』第7話をみました。

前回、柊先生よって「”hunter” の正体は武智先生」だと暴露されてからの続きです。

いつもヘラヘラしてる武智先生だけに、武智カメラから覗きみるただの日常が、見てはいけない素の部分にも思えて、冒頭から引き込まれてしまいました。

しかしほんとメンタルつよいな。

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7話のあらすじ

影山澪奈 (上白石萌歌) を死においやったフェイク動画の作成を、ベルムズに依頼した “hunter” の正体は、武智大和 (田辺誠一) であると名指しした柊一颯 (菅田将暉)

SNSには、澪奈が亡くなったその日、彼女とともにビルに入っていく男の姿をとらえた防犯カメラの映像が出回っており、武智に疑いの目が向けられていた。

柊は「20時までにすべての罪を自白しないと、あなたのもっとも大切にしているものを奪う」と告げる。

続きを読む (ネタバレ)

澪奈は亡くなった当日、柊に「フェイク動画の犯人に会いにいってくる」と伝えていた。しかもそれは、この学校の先生だと。

映像の男が澪奈を殺した可能性もあると推理する辻本佑香 (大原優乃) に、さくら (茅野めい) は「そんなのありえない」と口にする。

武智の口利きにより、スポーツ推薦での大学進学が決まっている瀬尾雄大 (望月歩)魚住華 (富田望生) は、推薦取り消しをおそれて、武智を犯人とする柊に反発する。

柊に「お前のゴールはどこだ?」と問われた瀬尾は「知らねぇよ!目の前のことにいっぱいいっぱいで考えたこともない」と叫んだ。「お前たちはそれでいい。だが教師はそうはいかない」

武智を呼び出した柊は、盗聴によって得た音声データをつきつける。「フェイク動画ありがとね。これでもう彼女の選手生命はおわりだね」それは、まぎれもない武智の声だった。

武智はスポーツ推薦で生徒を斡旋する見返りとして大学側から多額の報酬を得ていた。入学した生徒たちの9割が結果を出せず、1年目で大学を去ることになっていたが「自己責任。俺には関係ない」と武智は主張する。

裏のつながりを知った澪奈の口封じのためにフェイク動画を作成したのだという柊の追及を否定し続ける武智だったが、生徒たちの必死の画像解析により、澪奈とビルに入った男の顔が明らかになる。

ミラーに写り込んだ自分の顔に「そんなわけない」と狼狽する武智は「フェイク動画を依頼したのは自分だが、あの日、澪奈には会えなかった」と打ち明ける。この自白はすべてSNSにライブ中継されていた。

生徒を、私利私欲を満たすための道具のように扱った武智に、柊は銃口を向け、言葉を振り絞る。

「生徒はモノじゃない。人間だ。俺たちが導いてやらなきゃならない、脆くて未完成な人間なんだよ。三歩先しか見えてない彼らに長いレールをしいてやる。未来を信じて、ゆく先を案じて。どのみちを歩めば、それが彼らにとって最前なのかを考える。寄り添って一緒に答えをさがす。それが教師の務めだろう」

突入した警察に連行される武智。

一方、郡司刑事 (椎名桔平) は、五十嵐理事官 (大友康平) が柊の協力者であるという重大な真実に気づいていた。

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作品情報

  • 放送期間:2019年1月6日〜
  • 制作局:日本テレビ
  • 原作:なし
  • 脚本:武藤将吾 (『家族ゲーム』『仮面ライダービルド』ほか)

7話の感想

このドラマがはじまったときは「この生徒たちの感覚こわい。何考えてるのか理解できない!」と思ってたけど、今はそれぞれの想いが伝わってきます。

武智先生を信じたい瀬尾くんの想いも、柊先生を守ろうとする甲斐くんたちの想いも。

想いは違っても、それぞれが真剣に向き合ってるのがわかるから、あの美術準備室での衝突のシーンは胸にぐっときました。

必死に今を生きてるのってすごく響く。

”俺の授業” は確実に届いてるね。

三歩先のその向こうに導く

長い先のことは考えていないといった瀬尾くんに「お前たちはそれでいい」と言った柊先生。それに対し、武智先生に向けた

柊「生徒はモノじゃない。人間だ。俺たちが導いてやらなきゃならない、脆くて未完成な人間なんだよ。三歩先しか見えてない彼らに長いレールをしいてやる。未来を信じて、ゆく先を案じて。

どのみちを歩めば、それが彼らにとって最前なのかを考える。寄り添って一緒に答えをさがす。それが教師の務めだろう」

という言葉。柊先生がもつ、教師としての強い信念が刺さります。

「レールを敷く」ってよく子どもの未来を一方的に決めてしまう言葉として用いられるけれど、柊先生が敢えてその言葉を選んだのもよかった。

レールとは「寄り添って一緒に探す道」であり、そこには責任と愛情がともなう。

柊「あいつらの将来を俺は見届けることができない。でもだからこそ、あいつらには幸せになってもらいたい」

「幸せになる」そこが柊先生の思う、ゴールなのよね。

第二部で正されるのは大人か

ほんとにさ、若い子たちって大人が思ってるよりずっと脆いというか純粋。

SNSという場では強気だったり、なんかもう一人前のようにも見えてしまうけど、そんなことない。

武智先生から差し伸べられた手は、彼らにとって人生そのものを救ってくれたような気になったろうし、それが失われることですべてが壊れてしまうようにも思えたろうし。

だけど、こんなことで人生おわらない。がんばれ、負けるな。

前回の坪井先生じゃないけれど、大人は、子どもたちが「まだ子ども」であることをちゃんと理解しなきゃいけないよね。

私も18,19歳ぐらいの子どもたちと接する機会があるんですけど、一丁前のことを言ってみたかと思えば、思いがけない純粋さに面食らうこともあります。

この子らはまだまだ大人じゃないんだなと実感するし、やっぱり大人って図太いんだなぁとも思う。

だからこそ、大人が彼らを利用したり、そっぽ向いたりしちゃいけないんだと。第2部は大人が正される番ですね。

まだまだ「人質」は終わらない

フェイク動画をベルムズに依頼したのは武智先生だということが判明しましたが、まだまだ生徒たちは解放されません。

武智先生のあの言葉が気になるよね。

武智「確かにあの日おれは影山に会うことになっていた。でも俺は彼女に会えなかった。彼女は俺に会う前に…

あの状況において嘘を言うわけもないだろうから、本当に会えなかったんだろうね。

じゃぁあの動画はなんなの?はっ!まさか…

動画を見て「澪奈はこの男に殺されたんじゃないか」といった生徒に対して言ったさくらの「そんなのありえない」という言葉。

あの武智が偽物なのだとしたら、澪奈も?あれは澪奈のカバンを持ったさくら……とか?

文香先生とお父さんが血がつながってないとか、郡司刑事に五十嵐理事官の件がバレた経緯とか、まだまだ謎はある。

次、次… はやく…

田辺誠一画伯をご紹介

最後に。

3Aでは終始ニヤけた田辺誠一さんをずっと見てきたわけですが、やっぱり本気の田辺誠一さんはかっこよかったですね。

そんな田辺誠一さんには下手絵を描く才能がおありで、こんなスタンプも販売してるのがまたギャップ 笑

武智先生を動かしてきた黒幕は誰なんでしょうねぇ。

個人的には、椎名桔平さんが好きなので、来週からもっと見せ場ください。

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