ドラマ「それぞれの断崖」最終回ネタバレ感想|回収されない満の闇とはつみの無責任さにガッカリ

2010年代のドラマ
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ドラマ『それぞれの断崖』最終回をみました。

そうか、最終回か。

結局、なんの共感も感動もない摩訶不思議なだけのドラマだったな…

視聴者がまったくもって理解できない志方とはつみなのに、志方家の元妻と娘たちがやたらと理解あって白けるわぁ。

なんで笑顔で会えるの?息子 (弟) を殺した相手の父親になろうとしとる男やで?

とにもかくにも、エンケンさんお疲れさまでした。

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最終回のあらすじ

少年院をでて、はつみ (田中美里) と暮らしはじめた満 (清水大登) だったが、ネットに満の写真が出回ったせいで外を歩けば絡まれるなど、居場所のなさを嘆いていた。

志方 (遠藤憲一) は、そんな満とはつみを新しい家に案内する。3人で暮らすために用意したその家は、喧騒から離れた静かな場所にあり「野菜を作りたい」という満の願いを叶えるために、畑もあった。並んで畑を耕す志方と満の姿を見て、微笑むはつみ。

その後、志方は、恭介 (渡邉蒼) と最後に行った海外にふたりを連れていく。あの日、恭介は「生きていくのは辛いね」と志方に漏らした。「生きているうちにもっと何かしてあげられなかったか」と後悔を口にする志方。

重い空気を打ち消すようにはつみは、3人で写真を撮ろうという。笑顔のはつみと、仏頂面の満と志方の顔がそこにはあった。

はつみのアパートを刑事の角田 (清水伸) が訪ねる。14年前に離婚した夫が死んだのだという。元夫は刑務所を出たり入ったりの生活で、半年前に出所したが、窃盗の余罪が何件もあったという。その話を満が密かに聞いていた。

いつか父親に会えると信じていた満は、父の死を嘆く。そして「母さんと二人で暮らしたい。おじさんと一緒はいやだ」とついに本音を口にした。志方が満のためを想い動いてくれているのに、とたしなめるはつみに「母さんはあいつと一緒に暮らしたいだけだ」と言う。

そして包丁と掴んだ満は、その刃をはつみに向けた。「覚悟があるのなら…刺しなさい」はつみがにじり寄ると、満は包丁を捨て外に飛び出してく。追いかけたはつみは満に振り払われ、階段から転落し、意識不明となってしまう。

続きを読む (ネタバレ)

病院に運ばれたはつみの横で、呆然と座っていた満だったが、いつの間にか姿を消してしまう。志方は満を探し、先日の海でその姿をみつけた。死ぬために水の中に入っていく満を必死に助ける志方。

ずぶ濡れになった満は「なんで助けたんだよ!」と志方につかみかかるが、まっすぐに見つめ返すその志方の胸に泣きながら飛び込んだ。志方は満を抱きしめる。

その頃、はつみの病室には志方から頼まれてやってきた雪子 (田中美佐子) がいた。はつみは母親失格だと自分をなじる。「愛情をかけすぎたけれど、届いてなかった」と嘆くはつみに、雪子は「もっと注いであげてください。母親はずっと母親です」と声をかける。

夜、枕を並べる志方と満。生きていくのが辛いという満に「それでも生きていかなきゃな」と、あの日恭介にかけた言葉を口にする志方だった。

後日、志方は、雪子と2人の娘たちと久しぶりに顔を合わせていた。長女・真弓 (仁村紗和) は結婚式への出席を父に頼み、また次女の真紀 (永瀬莉子) は弟の死をきっかけに法学部を受験するという。家族の新しい旅立ちに、笑顔をみせる志方だった。

病院をおとずれた志方にはつみは、満を助けたことを感謝する。そしてこれからは「自分の足で立って生きていこうと思います」と志方との決別を口にした。志方は「俺もイチから生き直す」と返す。生きるのは辛いけれども捨てたもんじゃないと笑い合うふたりだった。

志方の畑には満の姿があったーー(完)

作品情報

  • 放送期間:2019年8月 –
  • 制作局:東海テレビ
  • 原作:小杉健治「それぞれの断崖
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  • 脚本:洞澤美恵子
  • 演出:
    村松弘之 (「家族の旅路」「ドクターカー」「オンナミチ」など)
    藤木靖之 (「新・牡丹と薔薇」「風のロンド」「真珠夫人」など)
    遠藤光貴 (「トットちゃん!」「闇金ウシジマくん」など)
  • 主題歌: CHEMISTRY「Angel」
ドラマ「それぞれの断崖」主題歌 CHEMISTRY『Angel』Music Video

キャスト

・志方 恭一郎 …… 遠藤憲一
・志方 雪子 …… 田中美佐子
・八巻 はつみ …… 田中美里
・八巻 満 …… 清水大登
・志方 恭介 …… 渡邉蒼
・志方 真紀 …… 永瀬莉子
・志方 真弓 …… 仁村紗和
・若菜 秀一 …… 内田滋
・丹野 忠臣 …… 梨本謙次郎
・戸田 洋平 …… 目黒祐樹

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最終回の感想

おじさんと一緒はいやだ

満の「おじさんと一緒はいやだ」ね。そりゃそうだわ。

満が殺人犯であろうとなかろうと、そりゃそう。いきなり見ず知らずのおじさんと、なんの準備もなく暮らすなんていやだ。

「母さんはあいつと一緒に暮らしたいだけだ。だからあいつを僕のお父さんにしようとしているだけだ」

すんごい図星つかれてるのに、それでも「なんてこというの、私たちはあなたのためを思って!」みたいな顔してるはつみにイライラ。無自覚かよ。

志方に依存し、なんだかフワフワしていたはつみが、なぜか最終回に「あなたにその覚悟があるのなら刺しなさい!」とかいう強さを見せてくるのも違和感だったなぁ。

キャラ変がすさまじい。その意気込みあったら、志方とこうはならなかったのでは?

まぁ好きにしたらいいけどさ。

で、満の闇は?

私の予想では、

はつみはこれまでも男にだらしなく、満に寂しさを植え付けていた。いつしか満の心には”母の愛を独占したい”という闇が生まれ、母のように満の元から去ろうとする恭介を殺害するに至った。

と、思ってたんですが。

満の闇はどこいった?

はつみいわく「愛情をかけすぎたけれど、届いてなかった」ということらしい。嘘やろ。

満の異常性がまったく見えてこなくて、すべてが空虚…

志方とはつみは別々の道をいく

結局、はつみは自分の足で生きていくことを決めたわけですね。

はつみ「私も自分の足で立って生きていこうと思います」
志方「そうだな、俺もイチから生き直す」
はつみ「生きていくって辛いけど、捨てたもんじゃないですね」
志方「うん、捨てたもんじゃない」

えぇっと、これ被害者の父と加害者の母の会話ですよね。

”生きる生きる” ってよう言えるな、はつみ。

志方さんはすっかり忘れてんのかもしれないけど、私ら ”恭介が殺された” っていう現実が重すぎて、なに軽率なこといってんだこいつ?ぐらいにしか思えないんですが。

こんなにも軽々しく少年犯罪を扱うならやらなきゃ良かったのに、最後まで視聴者をイライラさせるドラマでしたわ。

『それぞれの断崖』の感想はこれにておしまいです。お付き合いありがとうございました。

次回の『大人の土ドラ』枠に期待しよう。

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