浦木が紹介した男… 貧乏神 じゃないか!
貧乏神として登場していた片桐仁さん、大蔵省の役人 (65話) になったり、怪しい業界新聞漫画家になったりと大忙しです。
でもこれは近づいちゃいけない最大のサインですね。
ほんと浦木はロクなことしないなぁ…
布美枝さんと戌井さんの奥さんが打ち解けていく様は、見ていてほっこりしました。ここにも絆が生まれたようです。
71話のあらすじ(ネタバレ)
茂 (向井理) は戌井 (梶原善) とともに、浦木 (杉浦太陽) から紹介された業界新聞向けの漫画を描いている人物 (片桐仁) の仕事場をたずねる。そこは荒れ果てたボロ家だった。
みすぼらしい男は、金儲けのために、何紙にも似たような漫画を描いていた。漫画の内容は問わず、儲けることが最優先という男の話に戸惑いながら家をあとにする茂。
戌井と茂は、どうせ貧乏ならば貸本漫画で頑張っていこうと思いを新たにする。そこで茂は、怪奇漫画の内容はそのままに、絵だけを美男美女にして漫画を描きはじめた。
1週間後、戌井の家に原稿料を取りに行った布美枝 (松下奈緒) は、戌井の妻・早苗 (馬渕英俚可) と意気投合する。お互いに貧しさと向き合いながら、夫の仕事への情熱を支える覚悟を語り、笑顔を見せる。
結局、その日戌井は戻らず、原稿料はもらえなかった。電車賃を浮かすために歩いて家に戻った布美枝だったが、発熱し倒れてしまう。
作品情報
- 放送期間: 2010年3月29日 〜 9月25日
- 制作局:NHK
- 脚本:山本むつみ
- 原案:武良布枝『ゲゲゲの女房』
- 主題歌:いきものがかり「ありがとう」
71話の感想
水木しげる幻想ロマン
水木しげるさんが、画風を美男美女にすげ替えて描いていた怪奇漫画は『水木しげる幻想ロマンシリーズ』と呼ばれたりしています。
【更新情報】
幻想とロマンの異世界に誘う!
今週の「週刊水木サン」は
後にリメイクされる貸本漫画の傑作長編を公開☆
水木しげる先生が描く切ない悲恋物語!
『花の流れ星』
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こんな時代があったんですねぇ、知らなかった。
貸本漫画家時代に描いていた、これらの漫画は『水木しげる漫画大全集』で復刻されています。
この『水木しげる漫画大全集』は、作家の京極夏彦さんが監修した、水木しげる漫画の個人全集。なんと全103巻です! (それに加えて、別巻全5巻と補巻全5巻)
1冊2000〜3000円ほどなので、これ全巻集めるって、どこにそんな勇者が…
いたっ!
これで水木しげる漫画大全集が別巻、補巻を含めて全巻揃いました。
後側には藤子・F・不二雄大全集が並んでいます。 pic.twitter.com/xsIAZb8kGM— 高須力弥 (@rourensiumu) June 14, 2018
高須クリニックの高須克弥さんの息子さんです。うぉーさすがだ。
こう眺めると、1冊1冊もなかなかのボリュームだし、それだけ水木しげるさんが作品を描き続けていたということ。
この苦難の時代に描いていた漫画も読めると思うと、なんだか胸がいっぱいになりそうです。布美枝さん (布枝さん) が手伝ったのはどこだろ〜とか気になりますね。
漫画家の女房
さてさて、今日の見どころは布美枝さんと戌井さんの妻・早苗 (馬渕英俚可) さんの交流。
同じ立場のふたりの女房が、苦労を共感し、それでも笑って、夫を支える覚悟をしている。その様子がとても良かったです。
早苗さんは、もう限界きてるかと思いましたが、覚悟を決めて夫の夢を応援していることが分かりました。

布美枝さんも素敵だと思ってたけど、早苗さんもだなぁ。
良い絆がここでも生まれて、なんだかほっこりしました。戌井さんの家も楽になってほしいですね。
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