旦那の実家に、子どもと自分だけで帰省するって、すごい時代です。
しかも割烹着を着て、近所の人をもてなしたり、台所仕事を引き受けたり… ちょっと考えられないですね。
時代がそうなのか、布美枝さんがそうなのか分かりませんが、いずみなら多分「ナンセンス!!」って叫んでますよ。
近所の人まで偉そうに口出してくる始末で、うわきっつぅ…となる中、お義父さんの優しさが沁みました。

絹代さんの「布美枝さんだけ帰ってえぇよ」は、義母あるある…。
77話のあらすじ(ネタバレ)
貴司に交際相手がいることを知った源兵衛 (大杉漣) は「ミシン屋の婿になどしない」とミヤコ (古手川祐子) に断言する。
布美枝 (松下奈緒) は貴司に「自分の気持ちも大切にせんといけんよ」と声をかけるが、貴司は、父が苦労して築き上げた酒屋を自分の都合で放り出すわけにはいかないと言う。
いずみの進路と貴司の縁談話で、飯田家には重苦しい空気が漂っている。そんな中、布美枝は境港にある茂の実家に、藍子とともに向かう。
初めて孫を目にした絹代 (竹下景子) と修平 (風間杜夫) は、大喜びし、近所の住人もひとめ藍子を見ようと駆けつけてくる。布美枝に「もっと顔を出すように」と苦言を呈す者もいた。
しかし修平は、貧しい生活ゆえに帰省できない事情もわかっており「遠いところようきてくれた」と布美枝を労う。
茂夫婦の生活を気に掛ける絹代は「ほんとは儲かっとらんのでしょ」と茂の状況を見透かし「あんたがしっかりせんといけんよ」と布美枝を諭す。
その頃、酒屋の仕事をしている貴司のもとに満智子 (長澤奈央 ) がやってきていた。
作品情報
- 放送期間: 2010年3月29日 〜 9月25日
- 制作局:NHK
- 脚本:山本むつみ
- 原案:武良布枝『ゲゲゲの女房』
- 主題歌:いきものがかり「ありがとう」
77話の感想
はっきりしない貴司
貴司が相変わらずはっきりしませんね。
飯田家は父親が絶対権力で、あの調子だし分からんでもないんだけど、あれじゃ恋人の満智子さんも不安だわ。
だけど家業を継がなければいけないという責任に縛られた貴司には、布美枝が良かれと思って言った「何があっても一番大事なことは諦めたらいけん。うちの人みとったらそう思うわ」もキツイ。
そんなこと分かってるけど、そう簡単にいかないという葛藤。
いずみの「こっちに残っとるもんの気持ちなんて分からんわ!」っていう言葉がよぎります。
布美枝さんは悪くないんだけど、遠く離れた傍観者があーだこーだ言うと、イライラすんだよねぇ。貴司、がんばれ。
境港の義母が強烈
イカルも相変わらずでしたね。
実家に戻ろうとする布美枝に「ほんなら布美枝さんだけ帰ってえぇよ」て。これ言われたことある人いない?
私なんて実母にも言われたことあるし、ババ世代の本音なんでしょうね。
それにしても「息子が貧乏させて申し訳ない」とひとかけらも思うことなく、「あんたがしっかりせんと!」っていう発想がまた強烈だよなぁ…
一方で、イトツさんは「遠いところようきてくれた」は労ってくれて、本当に対照的な夫婦だわ。
武良布枝さんの著書『ゲゲゲの女房』によると、この義母からはいつも長い手紙が送られてきて、内容は、水木しげるさんの健康をきづかうもの。
栄養をとれとか、休ませてあげてほしいとか、野菜をちゃんと食べさせろとか… 長い文面でびっしりと…

うんざりするなぁ…
それに対し、たまに届くイトツさんの手紙には「うちの衛生博士の手紙は面倒だろうが、読んでやってくれ」と、短い文面で書かれていたそう。
イトツさんのそういったフォローがあっての、イカルさん。とても良いコンビですね。
さてさて、貴司の元に恋人の満智子さんがやってきましたが、どうなることでしょうか。
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