まんぷく 23話|萬平に召集令状がきた日、ブラック咲姉(内田有紀)あらわる

まんぷく
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萬平さんに赤紙がくることは、先週土曜の予告でしっておりましたが、実際にみる衝撃は大きかった。

それにしても、安藤サクラさんは ”込みあげる想い” の表現力がすごい。

今日もシリアスあり笑いありのまんぷくでした。

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23話のあらすじ

疎開先で穏やかな生活をおくっていた萬平(長谷川博己)と福子(安藤サクラ)だったが、萬平に赤紙(召集令状)がとどいた。

昭和20年春。戦局は絶望的で「今、戦場に駆り出される兵隊さんは、みんな生きて帰れない!」と福子は涙する。

ほのぼのから一転

萬平さんと福ちゃんが仲良く山菜採りをするシーンから物語ははじまった。「今日も平和な疎開先」かと思いきや、まもなく世界は激変する。

八重ちゃん夫婦と縁側で談笑していた鈴さんの元に、見知らぬ軍服姿の男性がやってきて「おめでとうございます」と差し出したのは召集令状でした。

ついさっきまで「大の男が戦争にもいけず、働きもせず」と愚痴をこぼしていた鈴さんの顔が一気に曇ったところでオープニングがながれます。

福ちゃんの泣き顔が思い浮かんで、ドリカムの「あなたとトゥラッタッタ♪」の明るさが余計に辛く、もうさっそく泣いてる私。今日はやばいかも。

赤紙がきた日

呆然とした表情の福ちゃんと、覚悟を決めたような萬平さんが並んで座る。

「今度は身体検査ではねられないでくださいね」という鈴さんの言葉は、この状況でひどく余計に思われたけど、やはり当時は ”お国のために” と考えるのが当たり前だったのよね。

恵さんも夫・牧善之助さんが、痔を理由に入隊できなかったことを「あの人ちっとも気にしてないの」って言ってたし、お国のために戦えないのは ”気にするべきこと” なんだな。

そうはいっても、辛い。行かないでほしい。

役場の人がいうてました。大阪も神戸も大空襲があって、東京もやられて。日本はもうダメなんやないかって。

今、戦場に駆り出される兵隊さんは、みんな生きて帰れないって。爆弾抱えて敵の戦車につっこむんやって。

それまで呆然としていた福ちゃんが、あふれる恐怖や憤りをのせて、堰を切ったように喋りだし涙するシーンに、こちらもぐっと胸が締め付けられます。

だけど萬平さんも萬平さんで、想いがある。

福子のお姉さんの旦那さんたちはみんな戦地で戦ってるんだ。僕だけここで安穏としているのはしのびないよ。行けといわれれば行かなきゃ。

恐怖は当然あるだろうけど「自分だけ」行かないのは、やはり ”気にするべきこと” なのね。

「さぁ晩御飯にしよう」

こんなときでもやっぱり食事。まんぷくは食のドラマなのです。

うつむき、箸がすすまない福ちゃんと鈴さんに「うまいですよ」と笑顔で食事をうながす萬平さんと、涙する2人。萬平さんの笑顔がよけいに悲しくなる。

ブラック咲姉ちゃんあらわる

その夜、鈴さんの枕元に咲姉ちゃんがあらわれました。

美しい笑顔で「よかったわね、お母さん。これで福子は未亡人よ。」と不吉なことを言ってきます。鈴さんがみる咲姉ちゃんは、鈴さんの心を投影したものではなかったか。

まさか… 鈴さん…

しかし、さすがの鈴さんも「なんてこというの咲」ととがめますが、「萬平さんのこと嫌いやったんでしょ。今度こそ堅気の人を福子の旦那様にしなきゃね」と咲姉ちゃんはつづけました。

はじめて咲姉ちゃんがあらわれたときも、彼女らしからぬことを言っていたけれど、まさかここまで言う(言わす)とは。

だけどそれほどまでにひどい言葉の終着点は「お母さんがいつもいうてることやない」で、そこで鈴さんがはっとする流れは見事でした。

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萬平さんの仮病を疑う鈴さん

翌朝、「腹が痛い」とうなされる萬平さんに気づいて飛び起きた福ちゃん。悶絶する萬平さんはどうやら熱もあるらしい。

医者を!と思ったけれど <お医者は山を越えて町までいかんとおらん> という、かつての役場での会話を思い出します。(21話

疎開した日、上郡駅から黒竹村までは山を越えて1時間ほど歩くといっていなかったか。八重ちゃんに病院の場所をきくとすぐに福ちゃんは走りだしました。

・・・と、シリアスだったのはここまで。

萬平さんの様子をみにいった鈴さん「まんぺいさ〜ん」という声かけからもはや軽い。

「痛いの?」
「本当に?」
「戦争に行きたくなくて仮病を使ってるんじゃないでしょうねぇ」
「本当に?」
「本当なのぉ?」

めっちゃ疑ってるし(笑)

そもそも仮病つかったのはあなたでしょう(1話)、とまたしても全国の視聴者からつっこまれる鈴さんでありました。

腹痛コント開幕

駆けつけた八重ちゃんたちに「どうも仮病やないみたい」とまだ言ってる鈴さんに「そりゃそうじゃろう!」と間髪入れないツッコミが気持ちいい。

福ちゃんは泣きそうな顔で必死に走っていたけど、現地は実にのんきでおかしい。

誰々の腹痛のときに似てる、といえばその人物がよばれ「わいんときとはちごーわ、ばあちゃんのときに似とる」と今度はばあちゃんが呼ばれる。

なにを呑気なことをやってるのかと笑ってしまうけど、こういった無医村ではかつての誰かの経験が役に立つことがあるのかもしれないな。

それにしても黒竹村の人たちはあたたかい。

ようやく到着した医師は「腹膜炎かもしれん」と診断する。鎮痛剤で落ち着いたものの、薬での回復は五分五分なんだとか。

「福子を未亡人にしないでぇ!」という鈴さんの叫びが、咲姉ちゃんの言葉を否定している。

それにしても、戦争で命をとられてしまうかもしれないと、眠れない夜を過ごした翌日に、まさか病気で命の危機が訪れるとは…

御百度参りしながら「福子の旦那さまの病気を治してください」という鈴さん。”福子の旦那さま” という言葉に、鈴さんの心の変化がうかがえました。

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