昨日までの萬平さんは、ただただ仕事に没頭する人で、個人的にはまだセーフだったんですが、困ったことに周りにキバを向きはじめました。
ダネイホンがうまくいかないうえに、外野 (世良) からの口撃で、余裕がなくなる気持ちもわからんではないけれども。あんな感情的にならんでも。
竹ノ原 (宮田佳典) くん、こっちにこないのかなぁ。彼は萬平さんを尊敬してたし、あぁいう面倒臭い萬平さんの扱いもわかってそうだし。
萬平さん、技術はすごいのかもしれないけど経営者としてはダメダメ。理創工作舎時代のようなスタイルが適してたんだろうな。加地谷さんもご苦労なさってたんだろうか…
50話のあらすじ(ネタバレ)
源の発熱を心配する福子 (安藤サクラ) だが、研究のことで頭がいっぱいの萬平はそっけない返事をし、福子はひとりで病院に向かった。
失敗を繰り返しながらも研究に熱がはいるダネイホン組の嬉々とした様子をみて、体力仕事である塩づくり組からは、不公平だと不満の声が漏れる。
赤津 (永沼伊久也) はそんな塩づくり組の鬱憤を福子に伝えた。
ダネイホンの開発はなかなか進まないうえに、世良 (桐谷健太) からも栄養食品への参入を否定され、イライラがつのる萬平。
福子はそんな萬平に、塩づくり組の不満や、社長や父親としての立場に言及するが、萬平は怒りをあらわにするだけで話にならない。
さらに、魚とりに出かけた塩軍団が、床下から発見したダイナマイトを使用して漁をしたことがのちに大きな問題となる。
50話の感想
萬平さんに、自分から周りをみる余裕がないことはわかったけど「源ちゃんの発熱」が視界にはいっても、わずらわしそうにするのはどういう状態?
福ちゃんの産後の体調不良にはあんなにも心配してたのに。妊娠中だって、心配っぷりは一般的な男性よりも上をいってたはず。なにこの豹変と、少し違和感あります。
43話感想。傘ちっさすぎませんでした?萬平さんの発明(福子と肩寄せ合っちゃおう作戦)かと思いました。#まんぷく#まんぷく反省会#ぷく絵 pic.twitter.com/VhsClBLfuK
— ろえ (@roejapan) 2018年11月19日
優しい人の根底にはどんなときも「優しさ」っていうベースはあって、それを余裕もってだせるときとそうじゃないときはあるにしても、あんなゼロみたいになることある?
これが「ダネイホン萬平」とかいう新生物でしょうか。忠彦さんのときのような、急変ぶりにとまどう火曜日でした。しばらく続くのかな。
ちなみに、ノーベル医学・生理学賞を受賞した、iPS細胞の山中伸弥教授は「研究でいろいろあっても、 子どもの笑顔が支えだった」とおっしゃっておりますよ、萬平さん!
安藤サクラにみる既視感
福ちゃんが萬平さんに思いを打ち明けたタイミングは、萬平さんのイライラが絶好調だったので、あまりよろしくはなかったけど、それでも言いたいときはある。
安藤サクラさん、巧すぎた。隣で寝ている源ちゃんのために、声を殺しながらにもかかわらず、感情があふれ出してくるのがわかる。
あふれだすんだけど、こらえてて、心の中が爆発しそうな、あの胸がフルフルフル!ってなる感じが伝わる芝居だった。リアル過ぎるわ。
福ちゃんが口喧嘩の後、泣いた源ちゃんを抱いて泣くシーン…子育て経験のある全主婦のトラウマだこれ
#まんぷく— とにかく眠いこばやし (@akiekobayashi) 2018年11月26日
ほんとこれ。あそこだけが自分を救ってくれる場所のようなね。既視感あったなぁ。
「萬平さんなら大丈夫」じゃない
だけど、萬平さんのイライラもわかる。
ダネイホンうまくいかない、世良もあーだこーだ言うしイライラしてるとこに「萬平さんは最後にはいいものができます」という根拠ない大丈夫。
これは余計にイライラしてしまうよね。
萬平さんの焦りはなんだろう。それは技術者として「成功させたい!」っていう思いなのか、家族と従業員を背負っての「成功しなければ…」という焦りなのか。
#まんぷく #ぷく絵 #まんぷく絵 #ねるねるねるね
昔あったんですよこういうCMが(違 pic.twitter.com/izJz7Tk02z— hm (@homiehomy) 2018年11月26日
あんな夫をみたら心配にはなるけど「子どものこともちゃんと考えて!」という発想が、私にはちょっとよくわかりませんが。
いずれにせよ、萬平さんに踏ん張ってもらわないと立ちいかないので、源ちゃんの発熱云々は、福ちゃんが解決してもいいかなぁと思ったりします。
鈴さんも話聞いてくれるわけだし、週末はタカちゃんもいるしね。そんな孤独感はなさそうに思えるけどなぁ。
福ちゃんは「萬平さんの冒険をみたい」といったのだから、そんな嵐の日もあるさ。
塩づくりチームのフォローを!誰か!
いや、だけど、夫婦のことは今はいい。塩づくりチームよ。
福ちゃんは「タチバナ塩業」にとって自分はどの立場にいると思ってるんだろうな。「萬平さんの奥さん」って感じにしかみえないので、今はそんな感じか。
赤津くんから塩づくりサイドの情報をきいても、それをそのまま萬平さんに伝えるだけだったし、自分がどうこうしようとか、すべき立場にあるということは思ってないのよね。

鈴さんは、安定のスルーでしたが。
それにしても、今日は塩軍団たちがそれぞれのストーリーの中でそれぞれの役割りがあって、とても良かったです。
彼らがうごくと、物語が生き生きするなぁ。彼らなくしては、まんぷくはありえません。なんとか環境改善をお願いしたい!!
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