世良さんが捕まってくれて、よかったーー!!!
さすがの世良さんも、進駐軍を前にしたら言いたいことも言えないんじゃ……と心配していましたが… ポイズン…
He talks a lot… (byビンガム曹長)
最高かよ。MPの質問にはいちいち食い気味だし、記録係も腱鞘炎になりそうなほどよく喋るカツオ・セラ。彼の登場で雑居房も明るくなったわ。
ただし今回は、真一さんがいるから独壇場にはならないという、おまけつきで楽しい。
57話のあらすじ(ネタバレ)
萬平 (長谷川博己) に倉庫を仲介した世良 (桐谷健太) も、進駐軍に逮捕された。取り調べでは否認を繰り返すも一切聞き入れられず、世良も萬平らとともに雑居房に拘留される。
萬平は、反逆罪を追求するビンガム曹長 (メイナード・プラント) に対し「あなたたちと再び喧嘩 (戦争) をしている暇はない!」と、困窮する人々への想いを口にする。
社員がいなくなったタチバナ塩業で、福子 (安藤サクラ) は、鈴 (松坂慶子) や、手伝いにきてくれた克子 (松下奈緒) 、忠彦 (要潤) らと、ダネイホンや塩の発注に追われていた。
そんな中、高木 (中村大輝) 、堺 (関健介 ) 、野村 (南川泰規) の3人が、進駐軍とともに戻ってきた。彼らが主張する、手榴弾による漁を検証したが、魚は浮いてこなかった。
証言は嘘だったと断定するビンガムに、福子は「あなたたちに投げようなど、夫は絶対にそなことはしない!」と詰め寄り、その強い言葉がビンガムの心に突き刺さる。
57話の感想
まんぷく、まんぷく。笑って、泣いて、楽しいまんぷく。
会社を早退してきた夫が、月・火・水とまとめ見して、遅ればせながら「キミはなにがしたいんだ」に爆笑してました。
だけど、萬平さんは一貫して「人の役に立ちたい」っていうのがあるから、話がしっちゃかめっちゃかしないんだよねぇなどと、夫婦でまんぷくトーク。
そしてそんな風に「一貫した」男がここにもうひとり。
俺をつぶせばロストワールド
ロストワールド世良。ほんと好き。
彼の自己肯定感の高さは、いかにして培われてきたものなのか。世良さんのご両親には、是非、子育て本でも書いてご教授いただきたいです。 (本気)
鋼メンタルの世良さん劇場開幕#まんぷく pic.twitter.com/RTt1Gxoz8S
— akir (@arien0727) 2018年12月5日
三田村会長、萬平さんなど、その手法は違いながらも「自分のために利用しよう」とするバイタリティ。恐れ入ります。
彼はいつだって世界の中心にいて、世界を動かしとるんや。世良 イズ エブリシング!パーフェクトワールド。
仏の真一さんの語気を荒立たせるヤツなんてそうそういないよ。世良劇場、楽しかった。
福ちゃんの英語が出たぞー!
笑ってるばっかりじゃなくて、泣かせる場面も押さえているのがまんぷくの優秀さ。
福ちゃんの絞り出すような英語のセリフに泣けました。
My husband never ever does anything like that!
日本語で「萬平さんは絶対にそんなことしません!!」と言うより強いメッセージを受け取ったのはなぜだろう。
これまで「英語が出ない」ということを印象付けていたところにもってきた、ここぞというセリフ。胸に刺さるものがありました。
あんなに出なかったのに「never ever」とかサラッと使っちゃう福ちゃんの英語力でもって、あの演技力。すごいわ。
安藤サクラの曽祖父が偉人
ちなみに安藤サクラさんは、姉で映画監督の安藤桃子さんの影響で、日常会話程度の英語は普通に話せるそうです。

「日常会話程度」って曖昧な……
姉の安藤桃子さんは、高校の時からイギリスに留学して、その後ニューヨークの大学に進んだりと、海外生活も長い。母の安藤和津さんも英語ペラペラなんだとか。
ってことは「日常会話ぐらいなら」という安藤サクラさんも、流暢だと思われます。なんてたって、ひいおじいちゃんが犬養毅よ。日本史の教科書に出るようなお家柄。
犬養毅の父は、郷士 (ごうし)。普段は農業、戦のときには軍事となる、武士でした。つまり、安藤サクラさんは ”武士の息子の息子の娘の娘” なのです。

リアル”ぶしむす”!
ビンガム曹長の奥さんは…
福ちゃんと会ったあと、ビンガム曹長に心の動きが感じられましたね。
デスクにあった二枚の写真。ひとつは奥さんと並んだものでしたが、もうひとつはベッドに座る奥さんのワンショットでした。病床にある雰囲気もします。
萬平&福子夫婦の絆がキーになってくるのかなぁと思ったけれど、妻を亡くした真一さんの可能性もあるな。
いずれにせよ、今後の展開が楽しみです。
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