釈放されたのよかったけど、もう進駐軍の3人に会えないと思うとさみしいぃぃぃ……
なにこの複雑な気持ち。
敵にも感情移入するってなにこれ( TДT)
赤津が歌い出した「赤とんぼ」に泣き、みんなが歌い出して泣き、チャーリーが…… チャーリーがぁぁぁ(号泣)
60話のあらすじ(ネタバレ)
「皆さんへ」と宛てられた福子 (安藤サクラ) からの手紙を読み上げる萬平 (長谷川博己) 。
ひとりひとりの名を呼び「萬平さんを信じてください。萬平さんは社員を不幸せにはしません」と伝え、皆を思う優しい言葉に、塩軍団は涙を流す。
進駐軍のもとにやってきた三田村会長 (橋爪功) は、ビンガム曹長 (メイナード・プラント) に「栄養失調の日本人をひとりでも救いたい」という萬平の志を伝えた。
不安な日々を過ごす塩軍団たちは、母を懐かしむ。赤津 (永沼伊久也) が「赤とんぼ」を歌いだすと、みなの大合唱となり、チャーリー (岡崎体育) も密かに口ずさんでいた。
萬平は、自分が軍事裁判にかけられる代わりに、他は釈放してほしいとビンガムに訴える。「自分がかわいくないのか」とたずねるビンガムに、萬平はその思いを語る。
「自分の仕事を愛せる人間になりたい。好きなことを仕事にし、一緒に仕事をする仲間を幸せにして、それが人様の役に立つことならこんなに幸せなことはない」
ビンガムは、仲間を救いたいという萬平の思いを受け止めていた。
夕暮れどき、たちばな塩業に再び進駐軍がやってきた。高木 (中村大輝) たちが手榴弾を投げていた時間に合わせて現場検証を行うと、証言どおりに魚が浮いてきた。
無罪放免、釈放となった萬平たち。チャーリーは萬平に「ダネイホン、俺も食うたけど、いうほどまずなかった」と声をかけた。
60話の感想
うわぁぁ!「世話んなったのぉ」の世良の目がぁ、優しすぎてぇ。好き。
「アメリカ人が大阪弁しゃべるなぼけぇぇ!」からのこれよ。やっぱ世界の世良は格別。
それと、スーツのベストっていうんですか、あれ、かっこいいよね。
ダネイホンを食べた進駐軍
それにしても進駐軍編が終わりは辛いなぁ。
ビンガム曹長、メイ軍曹、チャーリー……さすがに萬平さんの事業にかかわってくることはないだろうし、完全に終わりなのよね。とっても素敵な3人でした。
結局、チャーリーの日系二世としての苦悩とか、ビンガムの机上にあった妻のことは、深ぼらずに終わっていきましたね。「なにかある」と匂わせつつも、詳細は明かされない。
気になりはするけれども、おのおのが物語を想像してみる。こういうのもいいもんだなぁと、まんぷく脚本に惚れ惚れしてしまいます。
「散々匂わせといて、なんもないんかーい!」って突っ込みたくなるものもあるだろうけど、なぜかしっくりきましたね。それもこれもまんぷくへの絶大な信頼だよねぇ。
それにしても残念すぎる!!
チャーリーのダネイホンの感想で、あぁみんなで食べたんやなぁと思ったらもう そのシーンちょうだい!!ってなりました。
見たすぎる。ビンガムとメイとチャーリーが、ダネイホン食べてるところ、見たすぎる。
ビンガムは真面目な顔、チャーリーも感慨深く完食しそう。だけどメイはすっごい嫌がりそうじゃない? これはないわぁって、克子姉ちゃんとこの子ども並の反応で残しそう。
あぁ、見たすぎる。それ。
赤とんぼに込められた想い
赤津が歌い出した赤とんぼのシーンも良かったなぁ。ぐっときた。
「夕焼け小焼けの赤とんぼ おわれてみたのはいつの日か」
背負われて、夕焼け空にとぶ赤とんぼをみていたというその歌詞は「母に会いたい」と漏らした塩軍団たちの想いがみえました。赤津の選曲良き。
ここで、赤とんぼメモ。
作詞をてがけた三木露風は、幼い日を懐かしむ気持ちでこの詩を書きましたが、実は、彼には母親がいませんでした。
夫の放蕩に耐えきれず、幼い露風をおいて家を出てしまったのです。だから露風が背負われていたのは、子守の「姐や」だったんですよね。15で嫁に行った姐やでしょうか。
そう思うと、姐やとの懐かしい日々を振り返りながら、同時に、得られなかった母の温もりを想うようにも感じられますね。
塩軍団の中には、もう2度と母に会えない男たちの想いも重なります。
チャーリーはどんな故郷を思って歌っていたのかな。みんな幸せになってほしいです。
さてさて、私的にまんぷく史上で1番好きな週が終わりました。来週からはどんな展開が待っているのでしょうか。
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