Huluオリジナルドラマ「ミス・シャーロック」主演は竹内結子さん。
いくつか気になる点はあったものの、とてもおもしろかったです。

グロさにびっくりだったけど。
地上波じゃないといろいろできちゃうもんなんだなぁとそこもまた感じ入る。
公式サイトによると、
あのシャーロック・ホームズとジョン・ワトソンが、もし現代の東京にいたら・・・?
しかも、ふたりとも日本の女性だったら・・・?
(引用:公式)
という設定で、竹内結子さん(シャーロック)と貫地谷しほりさん(ワトソン)が、難事件を解決していくストーリーです。
シャーロックは性格に難ありですが、竹内結子さんはとにかく美人ですな。
1話のあらすじ(ネタバレあり)
ボランティア医師団の活動から帰国した橘和都 (貫地谷しほり) を空港で出迎えたのは、恩師・水野隆之 (二階堂智) だった。
しかし水野は和都の目の前で、爆発音とともに倒れた。腹部には大きな穴があいていた。
1話のゲスト
回ごとにゲストをまじえるスタイルも好きです。
- 二階堂智(水野隆之)
- 水川あさみ(水野亜紀子)
- 森崎ウィン(クラブのボウイ)
1話の感想
腹部ぽっかり映像がすごい
なんといっても腹部ぽっかり映像がすごかった。
和都が水野先生のシャツを引き裂いたときの衝撃たるや。
空港内での出来事で、周囲にいた人も悲鳴あげてたけど、現実にみたらトラウマ級です。
それで終わりかと思えば、シャーロックがわっしゃわっしゃ手を突っ込んでるんだから、さすがに目そらしました。

地上波では絶対できないし、映画なら… いやぁ大スクリーンでみるのキツイ。
シャーロックがかっこいい
頭のいい人に憧れるので、主人公が頭脳明晰だとそれだけで楽しいです。
シャーロックは、人の小さな特徴を分析して細かなピースをつなげ、その人物の詳細を言い当てます。
何度も出てくるその場面が好き。
そうやって他人をくまなく観察してるくせに、人の感情にはいっさい興味がなさそう。
ちょっとサイコっぽい面もある。
何かの出来事をきっかけに「シャーロック」と名乗るようになったらしいけど、性格もその出来事に起因するものかもしれないな。
そこが明らかになるのは、まだ何話もあとなのでしょうけど。気になります。
礼紋警部と柴田巡査部長
柴田巡査部長を演じるのは、今をときめく中村倫也さん。
控えめにいって大好き。完全に「半分青い」のまーくんの影響ですけどね。
滝藤賢一さん演じる礼紋警部は、できる男風なのに実はなにもやってなくて、いつだって柴田に丸投げ。
柴田だけがめっちゃ頑張ってるのが可笑しい。
シャーロック、礼紋警部、柴田巡査部長など魅力的な登場人物たちの中で、和都だけは地味というか普通というか。
まぁ全員がぶっ飛んでたら疲れるだけなので、和都はいい感じに緩和してくれてます。
貫地谷しほりさんの”泣く芝居”はとてもいいなぁと思った第1話でした。
特に冒頭の、自分を空港に迎えに来た水野が殺されたことを、亜紀子に謝罪するシーンはとてもよかった。
和都のせいじゃないのにだけど”自分のせいで”と責めている、そんな表情がうまいなぁと見入ってしまいました。
和都のセリフがチープで残念
亜紀子がマキシマに復讐したくなる気持ちは、当然よね。
(旦那さんを殺す意味はよくわかんないけど)
目の前で我が子の命が奪われて、犯人は薬物使用で罪が軽くなって。更生したら許されるとでも?
マキシマがいなくなっても彼女の苦しみがなくなるわけじゃない。
そんなことは本人が一番わかってると思う。
そんな亜紀子に和都がいう。
あいりちゃんはお母さんの笑顔が大好きだったと思います。
誰かを恨んで生きるようなそんな怖いお母さんの顔をみたくないんじゃないでしょうか。
あぁ、ここにきてめっちゃチープな言葉を投げつけてくる和都にイラッ。
そういうのいらないんだよね。
ここまでテンポよくきて、よくあるパターンに着地したのがとっても残念だ。
総評:おもしろかった
亜紀子が夫までを手にかけたこととか、デビルズ・フットなんて特殊な方法つかわなければ、クリモトと水野先生がつながることはなかったんじゃないの?とか。
ツッコミどころはあるにしても、とてもおもしろかったです。
動画配信のオリジナルドラマって、テレビドラマより質が落ちると思ってたんですけど、全然そんなことないんですね。
むしろ自由度があがってるところもあって、よかった。引きつづき視聴します!
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