Huluオリジナルドラマ「ミス・シャーロック」3話。
今回の謎解きは、シャーロック(竹内結子)の天才脳をあますことなくみせつけるお話でした。
『探偵ガリレオ』のように次々とあふれてくる化学式や元素記号。

意味わからないけど面白かった。
しかし、和都ちゃん(貫地谷しほり)が大変なことに……
3話のあらすじ(ネタバレ)
「モーソン製薬」の研究室主任・綿貫博士が、廃人状態で発見された。
シャーロックは、両手両足・側頭部の傷痕から「何者かに拘束され、脳内に高圧電流を流される拷問をうけた」と見立てる。
その数日前、シャーロックは「モーソン製薬」が絡む、もうひとつの事件の依頼を受けていた。
※ここからネタバレします
3話のゲスト
田中圭きたーーっ!と思ったら単なるダメンズでがっかり。一瞬で退場ですね…
そして綿貫博士の助手役に伊嵜充則くんも興奮。子役時代の伊嵜くんの天才ぶりったらなかった。大人になったなぁ。
- 紺野まひる(椎名有里沙)
- 木南晴夏(椎名由麻)
- 菊池均也(綿貫博士)
- 安藤聖(灰谷玲子…依頼人)
- 伊嵜充則(真田…綿貫博士の助手)
- 田中圭(米山俊夫…和都のバイト先のヒモ男)
3話の感想
「アダマスの意味を知っているか」
「ギリシャ語だ。意味は…何事にも屈しない。」
からの強烈な電気ショック。冒頭の菊池均也さんの廃人っぷりがすごかった。

よだれだらぁぁーってね。
和都が同じ目に合わされたときも菊池さんのそれが蘇ってきたし、あのつかみは重要。
悲惨な過去をもつ犯人への温情なし
今回の事件は、父親からの虐待をうけて育った由麻が、自分と同じように虐待をうけた子どもたちの痛みを取り除きたいという思いで犯行に及んだ。
こんな風に、犯人にも ”被害者” の側面がある場合、もっとやりきれない思いになるんだけど、由麻が凶暴すぎてあまり感情移入できなかったのは制作側の狙い?

電気ショックこわかった……。
第1話でもそうだったけど、我が子を目の前で殺された亜紀子が犯人で、なのにシャーロックはそんな亜紀子の痛みも意に介さない様子だった。
今回もそう。単純に事件解決という名の”謎解き”を楽しんでるようなところがあった。
シャーロックがそんなだから、人情的な部分は和都がひきうけてた1話と違って、今回は和都がひどい目に合うからそこもなかったし。
由麻側の心の痛みとか、姉の亜里沙が犯行に加担した理由とかはあまり見えなかったけど。
両親の離婚後、自分だけが母親の元で何不自由なく育ち、その一方で悲惨だった妹への罪悪感みたいなものかな。
第1の事件との関連も
由麻のノートに書かれた「マリスステラ」の文字をみて、シャーロックが第1話の犯人亜紀子とリンクする。裏になにかある。
黒幕っぽい人といえば、もうあの人しか見当たらないのだけどね。
動き出すのはもう少し先になるかしら。
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