ドラマ「凪のお暇」8話ネタバレ感想|毒親育ちの過去が明らかに。慎二は凪を救えるか

2010年代のドラマ

ドラマ『凪のお暇』第8話をみました。

期せずしてやってきた、凪と母親のタイトルマッチ。負けた凪の姿がしんどい

子どもの頃からじりじりと体にまきつけられてきた毒親の呪縛を解くのって、ほんと恐ろしく身を削る作業なんだよね。

お金を振り込んだ凪の姿に「あぁぁ…」と、その強烈な呪いに、絶望感を感じました。

「子どもって嫌でも学んじゃうよな。親が笑ってくれる為になんて言ったら良いか、空気読んで相手にとって都合の良い酸素になって、いつの間にか自分が消える」

親の顔色をうかがって生きてきた凪と慎二だけど、慎二は「親が笑ってくれるために」頑張ってた。凪は「親を怒らせないために」頑張ってきた。

親が、いつ怒り出すかわからない恐怖の中で育つと、大人になっても、時間が経っても、恐怖に縛られてしまうわ。

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8話のあらすじ(ネタバレ)

あらすじを読みとばす

ようやく凪 (黒木華) に素直な気持ちを伝えられた慎二 (高橋一生)。一夜明けて、仕事に向かう準備をしていると、兄・慎一の「相変わらず仮面かぶって生きてんだ」という言葉を思い出し、また息苦しさがよみがえる。

そんなときゴンから朝食の誘いを受け、慎二は初めて会社をズル休みする。

一方、凪の部屋には、スナック 「バブル」 のママ (武田真治)杏 (中田クルミ)緑 (三田佳子)みすず (吉田羊)うらら (白鳥玉季)エリィ (水谷果穂) が集まり、 「バブル」 で開催する餃子パーティの仕込みをしていた。

慎二との出来事を皆に聞いてもらう凪だが、慎二の涙に驚いているのは凪だけだった。緑は「客席からみたら一目瞭然なのにヒロインは気づかないのが映画の王道」だと口にする。

ベランダに出た凪は、隣のゴンの部屋から慎二があらわれて驚く。慎二の様子がおかしいことに気づいたゴンが、しばらく自宅に住まわせることにしたのだった。慎二は、凪の豆苗とともに、しばしのお暇をする。

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龍子 (市川実日子) と凪のコインランドリー計画は順調に進んでいた。計画を知った慎二は「思いつきで行動するな」といつもの口調で咎めるが、凪が強く言い返すと「ごめん」と素直に謝る。そんな慎二に、再び戸惑う凪だった。

凪の実家から送られてきた大量のとうもろこしを前に、ゴンと慎二に思い出を語る凪。子どもの頃、苦手なとうもろこしを食べ渋る凪の前で、母親がそれをゴミ箱に投げ捨て「みんなが一生懸命作ったとうもろこしが捨てられたのはあなたのせいだ」と責め立てたのだという。

母親はそうやって、凪の罪悪感を責め、娘をコントロールしていた。はじめて聞かされた凪の家庭環境に、慎二は自らの境遇を重ねる。

そんなとき、凪の地元・北海道が台風被害遭い、凪は実家に呼び戻される。旅立ちの朝、本当の自分を隠した ”ストレートへア” と ”清楚なワンピース” に身を包んだ凪に、慎二は「そんなんで勝てるの?」と凪を引き止める。

母・夕 (片平なぎさ) の待つ実家についた凪は、相変わらず夕の顔色をみながら言葉を選ぶ。家のリフォームの費用負担を暗にちらつかせる夕に気づいたが、コインランドリー経営のため一旦は断った凪だったが、夕は静かに凪を責める。

「凪は何も心配してくれなくて大丈夫。お母さん、あちこちに頭を下げてなんとかお金を借りて、一生懸命働いて少しずつ返して行くから、大丈夫」

ついに凪は、龍子に振り込むはずだったコインランドリー用のお金を、母親の口座に振り込んでしまう。龍子に謝罪の電話をし、自ら手放してしまったモノの大きさに打ちひしがれる凪。そこへ慎二があらわれる。

変われないと嘆く凪に、慎二は「俺が好きだったのはサラサラのストレートと貧乏くさいけどしみる飯と俺の顔色ばっかり伺ってる控えめな性格。でも今はもじゃもじゃのほうがいい」と凪の頭をなでるのだった。

東京に戻った凪は、龍子に改めて謝罪をする。コインランドリーは別の人物の手に渡ってしまった。龍子は「ワクワクできる自分に気づけて楽しかった。次はもっと楽しい夢が描ける」と笑顔で凪に言う。

そこに突然、夕があらわれた。凪の住まいや姿に驚愕する夕だったが、機転をきかせた慎二があらわれ「結婚式を貯めるためここに引っ越してきた」と嘘をつく。ほっとした夕の「いつご両親に会えますか」という質問にこわばる、凪と慎二だった。

作品情報

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キャスト

・大島 凪 …… 黒木 華
・我聞 慎二 …… 高橋 一生
・安良城 ゴン …… 中村 倫也
・坂本 龍子 …… 市川 実日子
・スナック「バブル」のママ …… 武田 真治
・白石 みすず …… 吉田 羊
・吉永 緑 …… 三田 佳子
・大島 夕 …… 片平 なぎさ

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8話の感想

台風とともにやってきた『凪と母親のタイトルマッチ』は、毒親の毒が炸裂して、凪は撃沈

準備が足りなかった、というよりも、ひとりで乗り越えるなんてハードル高すぎるんだよ、この問題は

母親からの電話

母親からの着信をみて、深呼吸してから電話に出る凪の姿は、もうほんとわかりすぎて毎回辛い

「なんの話だろう」「なんか怒ってるのかな」「何かしてしまったのか、それともしなかったのか」

着信を確認してから通話ボタンを押すまでの自問自答。

嫌なら無視したらいいじゃん、なんて簡単な問題ではなくて、その電話を無視してしまったら「電話にでなかったことを怒ってるかもしれない」っていう恐怖に今度は支配されてしまう。無視した次の着信はもっと怖い。

怖いから出たくない、でも怖いから出なくちゃけない。

凪がどうやったら救われるのか私もわからない。でも変わりたいよね。

ゴンと慎二

そんな「機能不全家庭育ち」というあまり嬉しくない共通項で、慎二という理解者があらわれたことは本当に心強い。

慎二なら絶対に「いや、そうは言ってもさ、ここまで育ったのは親のおかげじゃん?」とか言わない。 (←健全家庭育ちに言われがち)

素直になれた慎二と、空気を読みすぎなくなった凪の間に、良い空気が流れはじめてホッとする。

慎二も前よりずっと楽に呼吸ができてる感じ。

でも凪と慎二の関係をサポートしてるのが、凪に絶賛初恋中のゴンさんであることが切ない。初めて”恋”というものを知った彼には、”恋のライバル” の概念なんてあろうはずもなく。

第7話で「目の前にいる女の子の望みが俺の望みだった。でも今、何も望まれてなくてもしてあげたい。凪ちゃんが喜ぶこと」と凪への想いを口にしたゴンさん。

凪や慎二のそれとは違うけれど、ゴンさんもまた ”相手の望むこと” の為だけに、生きてきたんだろうか。

そうして今もやっぱり、凪の元に向かいたいと望む慎二の願いをサポートしたりして。めずらしく感情を荒らげたゴンさんは、来週いよいよ動き出すのか。

凪と坂本さん

凪と母親のあれこれは、 十分すぎるほど理解できるけれど、それにしたって坂本さんの夢を、一方的なワタクシゴトで破綻させてしまったことには変わりなく。

私が、坂本さんなら「ちょっとコイツ信用ならないやつだな」と途端に相手への気持ちが冷める事案にもなるかも。ショックだし。

だけど坂本さんは凪にこう言う。

「楽しかったです、自分にもこんなにワクワクできることってまだあるんだなって。子どもの頃に戻ったみたいで。次はもっと楽しい夢が描けますよ」

坂本さん!!!めちゃいい人!

今まで必死に ”前向き” であろうとした坂本さんが、ごく自然に口にしたこの前向きな言葉

そんな坂本さんの大きな変化に感動して「私も頑張ろう」と勇気をもらえました。

凪ってなんだかんだ素敵な人たちに出会い、支えられて生きてる。もうちゃんと自分の人生を歩めているんだから、母親を怒らせたってもういいじゃないか!と思うけど、そうはいかないのが毒親の呪縛なんだよねぇ。

この問題はどう解決していくのか、興味津々です。

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