FODオリジナルドラマ『ヤヌスの鏡』第6話の感想です。
父親であることを認めた甲本は、ヒロミに「お腹の中に子どもがいると知っていれば無理にでも一緒になったのに…」と後悔の言葉を口にする。
そして、由紀子が死んだことを聞いて打ちひしがれる。そんな甲本をみて、私は思った。
「あかん、これは裏があるときの萩原聖人やないかい…」
サイコーの萩原聖人でした、やっぱかっこいいな。

結末が想像以上でびっくりした… 怖っ!
6話のあらすじ
甲本 (萩原聖人) は自分がヒロミ (桜井日奈子) の父親であることを認めた。当時、貴子 (国生さゆり) に結婚を反対され、身を引いたが「お腹に子どもがいると知っていれば何があっても一緒になったのに」と悔やむ。
由紀子が自殺をしたことを知った甲本は、打ちひしがれ、自分自身を責めた。ヒロミは、父親として真摯に対応してくれる甲本に心を許す。
しかし甲本と会ったことを知った貴子は「あの男は鬼だ!」と激昂する。物置に閉じ込められたヒロミの耳に、ユミの声が聞こえた。そして鏡の中にユミがあらわれた。
甲本の発言をすべて否定するユミは「あの男に復讐するんだ」と、恨みを露わにする。
作品情報
- 配信期間:2019年8月ー
- 制作局:フジテレビジョン
- 原作:宮脇明子「ヤヌスの鏡」
- 脚本:阿相クミコ、青木江梨花
- 主題歌:桜井日奈子「花と毒薬」
キャスト
小沢裕美 (おざわ ひろみ) …… 桜井日奈子
進東健一 (しんどう けんいち) …… 白洲迅
小沢貴子 (おざわ たかこ) …… 国生さゆり
堤達也 (つつみ たつや) …… 塩野瑛久
東涼子 (あずま りょうこ) …… 仁村紗和
阿部純 (あべ じゅん) …… 森マリア
甲本一成 (こうもと かずなり) …… 萩原聖人
6話の感想
すんなり親子関係認めすぎ
17年ぶりに出会えた父と子。あとの展開からして甲本に感動はないとしても、ヒロミもあっさりしたもんだ。
ヒロミ「由紀子、小沢由紀子といいます」
甲本「やっぱり…」
ヒロミ「それじゃぁ、甲本さんは私の…」
甲本(うなずく)
なんじゃそりゃ?となったのだけれど、ヒロミは長年に渡る貴子の折檻によって、感情を出すことができなくなっちゃったのかな。
貴子というか、国生さゆりさんが回を増すごとに怖いです。
「お前がどんどん淫乱になっていくのもあの男のせいだ!!」って、その言葉を孫に投げてしまう貴子さんの強烈さ。ほんと地獄。
ヒロミが突然「お父さん」と呼び出したことも(そんな抵抗なく言えるもの?)と思ったけれど、この地獄に生きてたら、一筋の蜘蛛の糸みたいに思えるのかもね。

だとしたら、甲本の裏切りはトラウマレベルだ。
甲本は死んだのか…?
甲本の追い詰め方が良かったですね。
ユミの人格だったときは、まだしらばっくれてた甲本だったけれど、突然のヒロミ化で事態は変わる。
甲本「なんなんだよお前、気持ち悪りぃなぁ!」
喫茶店での 優しい甲本 しか知らないヒロミにとっては、衝撃的ですよね。
ヒロミも混乱するだけど、ユミからヒロミへの人格スイッチは甲本にとっても大混乱。おかげでベラベラと喋り出したのはうまかったなぁ。
甲本の告白は以下のとおり。
- 由紀子が妊娠したとき既に銀行の頭取の娘と結婚が決まっていた
- 子どもと一緒に死ぬと脅してきたから「どうぞ」と言った
- 俺の前で死んだけど、邪魔だったからありがたかった
これじゃぁ、貴子さんが言ってたように「小沢家の財産狙い」だったことは明らかですね。悪いやつや。
挙句、ヒロミを殺そうとするんだものね。相当だよ、この男は。
・・・。
・・・。

え? 甲本が殺されちゃったの??
このドラマで殺人が起こると思ってなかったんですが、え?甲本は死んだ?
あの鉄パイプ(?) で何度も何度も殴られると、命は危ういですよね。しかもユミ人格のときは、めちゃくちゃ強いし。
でもこのままじゃヒロミが捕まっちゃう!? どうなる? ヤヌスの鏡!
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